自由な旅人ケイちゃんです。
我が家族は、スパッと二つのタイプの性格に分かれています。
超ずぼらで大雑把、何事も深く考えないで即決する私と平成アナログ息子。(息子は結婚して既に別世帯)
超几帳面で慎重派、物事を決めるのに時間がかかり過ぎる関白宣言と平成デジタル娘。
ずぼらと几帳面を足して2で割ったぐらいの丁度いい塩梅の人間は1人も存在しない。
平成デジタル娘は、関白宣言に輪をかけたきっちりタイプの人間です。
新しい家族を迎えることが決まり、家の中を新しい家族仕様に変えていく。
新しい家族の脚を守るためフローリングをどうするか?
新しい家族の主は平成デジタル娘。
私たちはあくまでサポーター。
ゆえに決定権を持っているのは娘。
いずれ家中を歩くことになると想定して、キッチン以外の全てのフローリングに住宅用タイルカーペットを敷き詰めると言う。(※キッチンは立入禁止)
平成デジタル娘は、納得がいくまで徹底的に調べ上げるため決定が遅い。
サンプルを数々取り寄せ、かなり慎重に調べ上げ「これがよし」と納得がいく商品がやっとみつかった。
東リファブリックフロア住宅用タイルカーペット
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サイズ50㎝×50㎝、10枚入り
接着剤不要で置くだけでずれない。
手洗い可能でいつも清潔。
やわらかく心地よい肌あたり。
家じゅうの床を採寸し、合計18箱購入。
毛足が比較的長くしっかりしている商品だった。
届いた18箱をリビングに置きっぱなしにしたまま放置する娘。
動き始めるのがとにかく遅いタイプだ。
娘が新しい家族の主であるため、私は口は出さない、手も出さない。
娘が自分で率先してやることだと思う。
家族を迎える二日前の夜。
「明日、床を貼るから手伝ってくれ」
これからかい( ̄▽ ̄;)
どう考えても今から家じゅうは無理。
取り合えず、リビング、新しい家族の主である娘の部屋と玄関通路を最優先で貼っていくことにした。
この四角いタイルカーペットを隙間のないよう貼っていく。
裏面の透明シートを剥がし縦・横・縦・横と貼り付ける。
几帳面過ぎるぐらい几帳面な平成デジタル娘は、きっちり縦・横・縦・横、ぶれることがない。
そして▶も常に一定方向にきっちりと。
正方形なんだからどっち向きでもいいじゃんと思う私。
1㎜の隙間やねじれも許せない平成デジタル娘は実に細かい。
時間がかかるったらありゃしない(-_-;)
このスクエアは、定型サイズだから、我が家のサイズにぴったり合うはずもなく合わない端っこは太いカッターで裁断しながら作業を進める。
かなり分厚いため女性が作業するには危険を伴う。
こういう作業には、力を発揮する関白宣言。
ここからが関白宣言の出番だ!
几帳面チームの一人、関白宣言は、娘と同じように決定するにも時間がかかり更にギリギリにならないと動かない。
昼過ぎにやっと起きてきた関白宣言に裁断を頼む私たち。
「ちょっと待てや」
ゆっくりタバコを吸ったりテレビをみたりとのんびりしているが、ここは裁断してもらうんだから我慢。
ひたすら待つ私たち。
他の部屋の作業を進めておく。
ドアや柱のある部分は直角ではない。
出隅や三方枠の出隅がある。
※出隅とは2つの壁や、板が出あう出っ張った隅(角)のこと。
どうする関白宣言。
出隅の場所を直角に。
三方枠の出隅もきっちりと。
さすが匠の技よ。
素人技とは思えない仕上がりに惚れ惚れした。
新しい家族の部屋もできあがり、家族を迎えに行った。
新しい孫もやっぱり毛深かかった。
間もなく恐竜期がはじまるであろう”ぽて”と暮らす日々が始まった。
なにごとも最初のしつけが肝心。
がんばれ主よ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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