自由な旅人ケイちゃんです。
双子の片割れっちと一緒にAGF工場見学に行ってきました。
と、その前に。。。
見学日の前日に一人で富岡製糸場を訪問。
富岡製糸場は、2014年6月に「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界遺産に登録。
登録された当時、人でごった返している光景をニュースでみました。
落ち着いてからと思いながら結局行けず。
今がチャンス!
一応クチコミ等を確認し、食べ歩きも視野に入れ最寄り駅へと一人降り立つ。
電車を利用する場合、上信電鉄「上州富岡駅」が最寄り駅となります。
上信電鉄乗車駅「高崎駅」で、富岡製糸場見学往復割引乗車券を購入しました。
往復運賃+入場券:大人2,200円
特典として(ゆき)高崎駅~上州富岡駅、(かえり)上州富岡駅~高崎駅間で1回に限り途中下車できます。
バラで購入すると
入 場 料:大人1,000円
往復運賃:大人1,620円
合 計:2,620円
かなりお得!
2014年3月に完成した駅舎はとってもきれいでした。
ただ、少々閑散としている(^^;
駅から徒歩15分の道のりをのんびり歩く。
製糸場までの道中で食べ歩きの予定でしたが、閉まっているお店が多かった。
入場者数は、世界遺産に登録された2014年度が約133万7千人とピークで、翌年度以降、徐々に減少。
新型コロナの影響もあり、更に落ち込んでいるようです。
到着すると、多くの人が訪問しており一安心。
なんも知らんままボヤっと歩いても分からんな。
解説員さんによるガイドツアー(1人1回200円)に参加。
土日祝は30分ごと(1日11回)、平日は1時間ごと(1日6回)開催されています。
ガイドさんの説明は分かりやすく質問にも的確に答えて下さり、勉強になりました。
これだけの建造物を管理・保存するには、費用もかかるし大変なことだと思います。
その後、復習もかね一人でゆっくり回りました。
富岡製糸場と言えばこれ!って言うぐらい、誰もが知っている建造物。
歴史についてのパネル展示や映像ガイダンスを上映しています。
フランス人指導者ポール・ブリュナ氏の計画書を元に建てられた建造物の煉瓦は、長い面と短い面を交互に並べるフランス積みで積まれています。
現在は、多目的ホールとして使われています。
西置繭所内に展示されていた貯繭。
貯蔵の様子や貴重な歴史資料は見応えありです。
操業停止当時のままの様子がそのまま保存されていました。
ここで多くの女工さんが働いていたんですね。
植栽は繭の形に整えられていました。
たくさん撮影しましたが、載せきれない。
操業当初のままの貴重な建造物群が、ほぼ完全な形で残っていたので是非足を運んでほしいと思います。
そして今日書きたいことは、実際に見て感じたこと。
製糸場のイメージが180度変わった。
製糸場といえば『あゝ野麦峠』を思い出す。
明治時代、親元から離れ製糸工場へ出稼ぎに行く少女のお話。
少女の出稼ぎ労働は、働きづめという大変過酷なもので涙涙のお話でした。
舞台は、岡谷の製糸工場ですので富岡ではありません。
しかし製糸工場と言えば、劣悪な労働環境、過酷な労働というイメージでしかなかった。
富岡製糸場は、最先端の施設であり、そこで働く女工さんは働きながら勉強もできた。
寄宿舎あり、食堂あり(無料)、診療所あり、遊戯場ありと至れり尽くせり。
フランス人の指導者がいた頃は、労働時間もフランス式で6時間ほどだったそうな。
ただし、指導者が変わり、時代の流れとともに労働時間は長くなっていったそうです。
女工さんの給与面や生活のお話もあり、今の働く女性の原点はここにあり、と感じました。
物事は多面的に捉えていきたいです。
さてさて、施設内には飲食店はありません。
食べ歩きの予定が、なんも食べずにここまで来てしまった。
しかし、西置繭所の奥にキッチンカーの姿が見える。
2023年に閉店した群馬県富岡市の和洋レストラン「新洋亭」の看板メニューだったカレー。
閉店後、地元から店の復活を求める声が上がり、一人の男性が立ち上がりキッチンカー形式でお店の味を復活させたのが2024年10月末のこと。
なんと幸せな巡りあわせ✨
優しくコクのあるルーで本当に美味しかった。
さあ、宿泊先の『高崎駅』に向かおうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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