自由な旅人ケイちゃんです。
バラ園で有名な旧古河庭園の中にある「旧古河邸」のガイドツアーに参加しました。


所在地:北区西ヶ原1-27-39
開園時間:午前9時~午後5時
(入園は午後4時30分まで)
休園日:年末・年始(12月29日~翌年1月1日)
入園料:一般 150円
65歳以上 70円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
交通:南北線 西ヶ原駅 下車 徒歩7分
JR山手線 駒込駅 下車 徒歩12分
「旧古河邸」に入るには、まず庭園入口で上記入園料を支払います。
訪問日は、ちょうど桜が満開の時🌸
バラの開花前でしたので人も少なくちょっとラッキー。
「旧古河邸」の入館時間は、庭園開園時間とは違いますし、別途入館料が必要です。
旧古河邸
開館時間:10時30分~16時30分
※喫茶室 12時~16時30分
休館日:月曜日 ※臨時休館日あり
入館料:一般400円 小学生以下無料
ガイドツアー:一般800円 中学生400円
※入館料も含む
ガイドツアーは主に11時からで、事前予約制です。
建物をボヤっとみても何もわからぬと思い、前日に申し込みました。
ツアーに参加して何が良かったって、見学禁止エリアに入れたこと。
残念だったのは、全てが撮影不可だったこと。
建物内で触れていいのは、2階に上がる階段の手摺のみという徹底ぶり。
古い建物を大切にされている証拠だと思います。
本館建物と西洋庭園はジョサイア・コンドルが設計、大正6年5月に竣工。
コンドルは、鹿鳴館を設計した人で一度は聞いたことがある名前。
現存するコンドルによる設計の建築物は、旧岩崎家住宅、三菱一号館美術館、旧島津家本邸(聖泉女子大学本館)、諸戸清六邸(六華苑)があります。
西洋庭園に続く池泉回遊式の日本庭園は京都の庭師、小川治兵衛が作庭、大正8年完成しました。
「旧古河邸」はコンドルの晩年の作品で、外観は完全な洋館。
しかし、洋館内部に和の空間を巧みに取り込んでおります。
1階はすべて洋室で主に接客のための空間。
2階は日常生活の場ですが和室があるとは思えない洋風な内装。
しかし寝室を除いたすべての部屋が和室だったのには驚きました。
この隠れた和の空間こそが、見学禁止エリアです。
本当にお見事なので是非ツアーに参加して匠の技をみてほしい。
和と洋を共存させるジョサイア・コンドル恐るべし。
ツアー後、喫茶室にてスイーツセットをいただきました。
館内の大食堂や応接間などが喫茶室として開放されています。
自分が座りたい部屋、自分が座りたい席を選ぶことができ、当時のお金持ち気分満載のスイーツタイム💛
もちろんこのスイーツセットも撮影禁止でございます。
期間限定・数量限定と書いてあったら選ぶはティグレ一択!
しっとりとしたフィナンシェにと濃厚なチョコレート💛
ごちそうさまでした!


バラ園は、まだまだな感じでした。
春のバラフェスティバルが4月末から開催されるそうです。
バラの季節には華やかな庭園を楽しむ人でいっぱいになるんだろうな。
バラ園を通り過ぎ、和風庭園内を散策。


左)日本庭園の中心は心地池。
池の向こう側の桜の花びらがキラキラ輝きながら舞い落ちていました。
右)現在も井戸水を水源とした小さな滝。
小さなと書きましたが、大滝と言うそうです。


左)今は使われていない立派な染井門。
門から広い馬車道が続いており、昔は馬車が走っていたのか。
右)馬車道から続く兜門。
この兜門から日本庭園、洋風庭園へと入ることができます。
庭園の中の小さな茶室は静寂に包まれる。
秋には紅葉が美しいのでは。


もちろんいただきましたわ、お抹茶(干菓子付き)を!
一服700円、春と秋限定だそうです。
書庫は、明治43年に築地の古河本邸から移築されたもの。
内装にはステンドグラスが使用されていると説明書きに書いてありました。
※中に入ることはできません。
庭園を散策後、染井門を外からみたくてぐるっと回りました。


染井門は見事に閉鎖。
その一角だけが純和風な白壁になっており、西洋文化と日本文化の調和を目指していたのかと思われます。
私は建築のうんちくは知らんし庭園の良し悪しもわからない。
でも、この見事な洋と和の調和には心がときめいた。
是非、コンドルマジックを楽しんでほしい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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