自由な旅人ケイちゃんです。
アメリカの日本庭園専門誌で、22年連続日本一庭園に選ばれた『足立美術館』
2023年秋に訪問し、次は雪に覆われた庭園をみようと心に決めた。
忙しくて1月・2月は断念。
3月上旬に飛行機を予約したが、この温暖化。
果たして雪があるのだろうか。
東京都にある庭園が3位に入っていた。
2024年日本庭園ランキング上位5位
1位 足立美術館(島根県)
2位 桂離宮(京都府)
3位 山本亭(東京都)
4位 庭園の宿 石亭(広島県)
5位 松田屋ホテル(山口県)
山本亭は、地元ゆかりの山本工場(カメラ部品製造)の創立者である山本栄之助翁の自宅でした。
関東大震災後、当地に移り住み、以後4代にわたって使われていたものを、昭和63年に葛飾区が取得し、平成3年4月から一般に公開しました。
※葛飾区公式サイトより引用
元・お金持ちの一般住宅がランキング入りとは!
自宅から柴又は電車を乗り継ぎ約2時間。
行こうと思えばすぐ行ける距離。
映画『男はつらいよ』シリーズの舞台。
東京は葛飾・柴又へ行ってみよう。
道行く人がふり返って写真を撮っている。
私ももれなく記念撮影。
又は叉だったんだと学習した。
寅さんと寅さんの妹さくらさんがお出迎えしてくれる。
映画『男はつらいよ』シリーズで、寅さんの妹・さくらを演じた女優・倍賞千恵子。
柴又育ちのテキ屋で風来坊の主人公「車 寅次郎」を演じたのは昭和の名優・渥美清。
いい味お持ちの女優さんと俳優さん。
柴又駅から徒歩8分。
山本亭の入口。
武家屋敷にみられる伝統的な長屋門に洋風なデザインを施した和洋折衷の造り。
ステンドグラスの上げ下げ式窓が美しい。
住居として使用されていた当時の客人用玄関。
客人は、すぐ右手奥の洋風窓の応接室に案内されていたと書いてあった。
応接室窓の面格子が個性的。
応接室の横を抜け、現在の入口に向かう。
ぐるりと周ると防空壕跡があった。
中に入ってみたい。
葛飾区 山本亭
東京都葛飾区柴又7丁目19-32
TEL:03-3657-8577
入館料金 一人一回100円
【寅さん記念館&山本亭セット料金】
一般:600円→550円
シルバー:500円→450円
開館時間 午前9時~午後5時
休館日 第3火曜日
12月第3火・水・木曜
受付で入館料100円を払う。
庭園を眺めながら喫茶メニューも楽しみたかったので、お抹茶セット800円もまとめて支払った。
この時は、寅さん記念館に行く予定ではなかったのでセット券にしなかったが、セット券がお得です。失敗(~_~;)
居宅は自由散策。
もちろん順路と書いてあるのでその通りに周るも良し。
大正末期から昭和初期に増改築された、当時には珍しい二世帯住宅。
日本家屋の畳の間。
10畳・8畳・8畳・6畳・8畳・10畳の合計50畳が、ドドーーンと広がる。
すべての部屋が廊下を挟んで庭に面し、壁のない開放的な空間。
和室6部屋のうち角部屋は、床の間、違い棚、障子等から成り立つ伝統的な書院造り。
庭園を臨む、見晴らしのよい空間で喫茶メニューを楽しめます。
庭園の面積は約890㎡。
一年を通して常緑樹の緑が美しい和風庭園。
練り切り美味い😋
客人をもてなす応接室。
寄木を用いたモザイク模様の床やステンドグラスの窓が素敵な唯一の洋間でした。
中には入れませんが、山本亭で最も古い構造物。
旧玄関や各部屋は、ガラス製のペンダント照明で、当時はかなり珍しいものだったそう。
とにかく美しい✨
近代和風建築と純和風庭園が見事に調和し、増改築によって洋風の造形も加わった素晴らしい日本の歴史遺産。
海外の方だけでなく日本にお住いの方にも、足を運んでほしい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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