自由な旅人ケイちゃんです。
旅の一番の目的だった”日本一美しい廃線跡”を自分の肌で感じた後も旅は続きました。
交通費+宿泊費分の元を取るぐらいめいっぱい動く”旅のしおり”を作ってますから。
廃線ツアーは、お昼過ぎには終わり、参加者全員がそれぞれ思い思いの場所に散っていきました。私は路線バスで倉吉駅まで戻り、次なる場所へ向かいます。
”旅のしおり”では「鳥取県と言えば、すなば珈琲でしょ!」と、倉吉市からJR山陰本線に乗って鳥取市へ行く予定でした。
「スタバはないけど日本一の“すなば(砂場)”はある」と鳥取の平井県知事が発言したことがきっかけでオープンした「すなば珈琲」。
翌年、スタバがオープンしてどうなることやらと思っていましたが、想像以上に人気が続いています。数年前に訪問した時は大行列でした。
そして鳥取市の歴史的建造物 国指定重要文化財の「仁風閣」も行きたい場所。
しかし、友人から突然届いた一通のメール。
「今の時期なら足立美術館の紅葉が綺麗かも。」
そうだよなっ!
次、山陰に行けるとしても秋とは限らない。
バスの中で調べると足立美術館のある安来市は特急で行けば1時間かかりません。
”旅のしおり”を書き換えました。
こうやって勝手に行き先変更できるところは一人旅の良いところ!
のんびり列車の旅が始まりました。
車窓からは日本海が見えます。
太平洋とは海の色が違う日本海は、青みがかったグレーに近い色。
落ち着いた色合いと、のどかな風景が最高の贈り物です。
私よりこと細かく詳しい公式HPを貼り付けておきます。
実は、10年ほど前に兄姉たちと母を連れ、山陰を旅した時に訪問しています。
当時は、この庭園の美しさに気づけなかったお子ちゃま脳なオバちゃんでした。
枯山水庭
この日本を代表する庭園は、自然の山と庭の調和がとっても美しい。
借景の向こうの山もここの植木職人さんが面倒をみていらっしゃいます。
苔庭
生の衝立
計算された美しさに魅せられてしばらく座っておりました。
うら悲しい秋の一日を感じた紅葉。
どこを切り取っても美しい。
そして母を連れて行った時に入れなかった(スケジュールを詰め込み過ぎてゆっくり入る時間もありませんでした。)庭園カフェで、一人ならではの贅沢✨
喫茶室 翠(みどり)
ちょっとお高いお値段設定ですが、雰囲気料込みということで。
※2023年11月現在 珈琲1,000円、季節のアイスクリーム1,000円
この絶景を独り占めできるんですもん!
春夏秋冬で全く違った表情をみせると言われています。
閉館に合わせたように落ちていく夕焼けがキレイでした。
最終のシャトルバスに乗らないと。
JR安来駅から倉吉駅までは特急ではなく各駅停車で帰りました。
辺りは真っ暗で車窓は望めないと思ったら。。。。
列車乗車時間約120分。
一駅ごと止まる列車からみえる駅のホームは、ちょっと悲しい雰囲気で、駅舎に魅せられる列車旅となったのでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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