自由な旅人ケイちゃんです。
かつて蜜柑畑だった小田原市江之浦の地にある、現代美術作家、杉本博司氏が設立した巨大アート施設「江之浦測候所」へ行ってきました。
「江之浦測候所」は「明月門エリア」と「竹林エリア」の二つに分かれています。
後半は「竹林エリア」散策開始です。
順路がないため、自分が思うところへ向かうもよし。
時間を忘れてその場で過ごすもよし。
しかし、欲張りなオバちゃんはやっぱり全てを見落とさないように歩きたい。
順路がほしい。
パンフレットを一つ一つ確認しながら歩きましたが、想像をこえる方向音痴かつ理解力が衰えた60代。
かなり無駄な動きをしております。
旧奈良屋門
これがどんな凄い門なんだか知らないが、塀に釘付けになった。
土を固めて作る版築という古代工法なんだそう。
しばらくうっとり。
これを知っている人間は昭和生まれ。
茶室 雨聴天
う・ちょう・てん?
冗談かしらと思ったら、天から降る雨がトタンに響く音を聴くと言う意味なんだそう。
ふり返ったところが、
石造鳥居
石の鳥居から見える風景は、海と空と木々のコントラストが美しいはず。
これまた天気さえよければ絶景。
化石窟
昭和30年代、蜜柑栽培が盛んだった頃、建てられた道具小屋を整備し、5億年前の化石や4000年程前の青銅器などが展示されていました。写真撮ってないからみに行ってね。
石造狸
酒を左手に通帳を右手に提げた狸。
我が家の関白宣言かと思ーーたわ(^^;
数理模型0004
オンデュロイド:平均曲率が0でない定数となる回転面と説明書きに書いてあったが意味不明。
出湯仏 三体
新潟県の五十公野(いじみの)山を横断する峠道から出土した石仏群のうちの三体。
数理模型0010 負の定曲率回転面
竹林に石の仏様がいるかと思えば、近未来的な模型もある不思議空間。
竹林を抜け、みかん畑の先にある展望台へと向かう。
甘橘山 春日社
2022年春、奈良・春日大社より御霊を勧請した社。
うーーん、ここも快晴なら絶景のはず。
細見古香庵収集 石仏群
とにかく石の仏様がたくさんいらっしゃるのよ~。
風のとおり道があるのか、澄んだ気が流れていく場所。
でも、明るいうちに歩きたいかな。
最後は、桜の遊歩道を歩きながら待合棟へと戻る。
ピンクと黄色に染まった春の色が心を和ませてくれた。
都会の喧騒から離れ、澄んだ気を感じる「江之浦測候所」。
大人の遠足にお出かけしませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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