自由な旅人ケイちゃんです。
今日はちょっと反省モードからスタート。
鳩山会館と永青文庫、2ヶ所を巡る予定だったんだけど…行ってみたら永青文庫は展示入れ替えで休館中。
しかも10月3日まで。
「えーー!」と声が出てしまった。
ほんと下調べして行こうよ。
自由な旅もいいけど、休館日に突撃するのはさすがに自由すぎるでしょ、と自分にツッコミ。
がっかり気分を抱えたまま、次の目的地・鳩山会館へ。
ここは1924年に建てられた洋館で、政治家・鳩山一郎さんの旧邸。
住 所:東京都文京区音羽1-7-1
電 話: 03-5976-2800
開館日:火曜日 ~ 日曜日
休館日:月曜日
※1~2月と8月は休館
時 間:10時 ~ 16時
※入館は15:30まで。
入館料:大 人800円
シルバー700円 (65歳以上)
学 生600円 (高校生以上)
小中学生500円
あとで調べて知ったんだけど、彼は1955年に結成された自由民主党の初代総裁なんだって。
建物そのものも立派なんだけど、「ここで日本の政治の大事な話し合いがされていたんだなあ」と思うと不思議と背筋が伸びる。
リアルタイムに知っている時代じゃないけど、歴史の空気を後から吸い込むような、そんな感覚になった。
薔薇とステンドグラスの西洋館と言われる鳩山会館。
薔薇の季節じゃないから、館内も庭園も静かで、ほぼ貸切状態。
これはこれで贅沢な時間だった。
静かな大広間から庭を眺めていると、緑はしっとり落ち着いているけれど、頭の中では「ここにバラが咲き誇ったら絶景なんだろうな」と想像の花が一斉に開いていた。
次はぜひ薔薇のシーズンに来たい。
玄関を見上げると白い鳩とブロンズの鹿の頭がきちんとお出迎え。
館内を歩けば、ステンドグラスや大正ロマン漂う装飾があちこちに。


食堂のテレビがなんだか懐かしい~。
明るく開放的なサンルーム。
このサンルームなら難しい政治の話もリラックスして話せそう。


各部屋のステンドグラスは、日本を代表する作家・小川三知氏が制作。
鳩をはじめ日本画風の意匠に加え、西洋風の華やかさもあわせ持つステンドグラスは必見の価値あり。
残念ながら、案内ガイドはやっていないとのこと。
一つひとつ自分で「これは何だろう?」と思いながら見て回った。
ゆっくり見られるのはいいけれど、解説を聞きながら歩いたらもっと理解が深まったはず。
”下調べ不足”と合わせて次への宿題がまた一つ増えた感じ。
「鳩山様、ぜひ案内ガイドをお願いします」
そうそう、お腹がすいて立ち寄った「Bonta bonta」というおにぎり屋さんも最高だった。
おにぎりは肉味噌と高菜と選んで、唐揚げまでついているお得な定食。
シンプルだけどボリューム満点で、こういう素朴なご飯が旅の途中では一番うれしい。
振り返ると、今日は「予定が狂う→落ち込む→でも最後にはしっかり楽しむ」という、なんとも自分らしい一日だった。
自由な旅にはハプニングがつきもの。
でも同じ失敗は繰り返さないぞ!
次はちゃんと下調べして行くぞ!
永青文庫と薔薇咲く鳩山会館、また訪れる理由ができた一日だった。
最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログはランキングに参加しています。よろしければクリックをお願いします。
↓ ↓ ↓ ↓