自由な旅人ケイちゃんです。
私には我が子より大切な姪っ子がいます。
学生時代、大学4回生の時に生まれた双子の片割れっちの娘。
片割れっちの大学がある最寄り駅に住んでいた私は、ゼミや講義がある時は姪っ子を預かりました。
自分にとって初めての身近な赤ちゃん。
私は子どもが嫌いでしたが、彼女は天使のよう。
ベビーカーを押して近所を散歩し、公園で日向ぼっこをする。
写真を定期に入れ、自分の学校やバイト先で自慢しまくる。
今から思えば恥ずかしいことをしたと思います。
姪っ子の両親(片割れっちと夫)は学生だったので貧乏を絵にかいたような生活。
バイトで稼ぎ、ボロボロのアパートに住んでいました。
フォークソングの神様「かぐや姫」の”神田川”や”赤ちょうちん”の世界そのもののアパートです。
お風呂はありません。
銭湯通いです。
毎日だと高いので、片割れっちより二駅東京寄りに住んでいた私のワンルームアパートのユニットバスを使って、時々二人はお風呂に入っていました。
帰りしな、ママの自転車の後ろに後ろ向きに座り「ねえねー、バイバーーイ。」と叫びながら手を振り続ける姪っ子のことを、本当に目の中に入れても痛くないと思っていました。
私は姪っ子と一緒にいたくて休みの日はわざわざ姪っ子を連れて銭湯に通いました。
私が身体を洗っている間は、ビート板の上に座らせ玩具で遊ばせる。
本当に小さな子どもに幸せをもらった。
結婚で東京を離れましたが、時間をみつけては片割れっちの家に遊びに行きました。
その頃は、お風呂のないアパートからお風呂付きの小さな長屋のようなお家に格上げされていました。
それから公団住宅等を経て、今では郊外のマンションを購入し暮らしています。
片割れっちはいつも言います。
「お金はないけど、今が一番幸せ。」
今の時代なら、妊娠から手厚いフォローがありますが、当時、何の知識もないまま子どもを生み(母親学級なんか知らなかったし大学に通っていました。)育て、暮らすことで精いっぱいだったらしい。
今は、安心して暖かく過ごせる幸せを感じているそうです。
いつも笑いながら言います。
「本当に貧乏だったんよ。」
今でも決して裕福ではないけれど、今が一番幸せって言えるって大切なことだ。
大きな声で言ってみよう!
今が一番幸せ
そう思うことが人生を豊かにすると思います。
大学4回生の時に生まれた姪っ子は、現在4児の母となりました。
めっちゃ、たくましい。
昔から美人でしたが(身内の欲目)、残念ながら脚がデブ少々太い。
「顔だけみたらモデルなんだけどね。天は二物を与えずだな。」といつもからかっていました。
今では上半身まで巨大化しております。
1人生む度大きく成長していき、まるで相撲取りのよう。
たくましい。
私の天使だった姪っ子は、雪国で誰の助けも借りないで4人の子育てをしています。
今どき珍しいワンオペです。
姪っ子「お金をちゃんと入れてくれているから旦那はいなくていいの。」と文句も言わずに割り切っているそう。既に、亭主元気で留守がいい(^^;
たくましい。
ブツブツ文句ばっかり言って生きるより割り切って楽しく生きることも大切。
身体も精神もたくましく成長した姪っ子の4人目のこどもは2023年11月に生まれました。
この子のことを双子の片割れっちは「〇△ちゃんは、天使の子なんだよ。」と言います。
スマホの写真でみる天使の子は、本当に愛らしい表情です。
小さな指、小さな脚、小さな泣き声、そして瞳に星をもって生まれました。
この天使の子は、今『国立成育医療研究センター』に入院しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログはランキングに参加しています。よろしければクリックをお願いします。
↓ ↓ ↓ ↓