自由な旅人ケイちゃんです。
老朽化で撤去される太宰治ゆかりの東京・三鷹の跨線橋の渡り納めに行ってきました。
三鷹駅から西へ向かって約400mほど進んだ場所にある古びた橋は、1929(昭和4)年に歩行者の往来のために設置され94年の歴史に幕を閉じました。
ネット等でも話題になり、たまたま三鷹市のHPで、12月15日~17日の3日間に渡り納めのイベントがあることを発見。
「行くなら最終日の一番最後の時間だよね。」
事前応募・抽選があり、ドキドキしながら待っていたら<当選>のお知らせがメールが届きました。
日時:令和5年12月17日(日)
午後4時~4時30分
最終日、最後の時間枠です。
この時間枠は、かなりの応募があったようで(考えることは皆一緒)定員を拡充していました。
4時30分になるとギリギリまで残っていた全員が階段を下りる。
こ線橋への階段が閉鎖され、二度と上がることはできません。
ふり返りふり返りいつまでも別れを惜しむ姿。
毎日の散歩コースだった人、子どもを連れて列車に手を振っていた親子等、橋を渡る人々の思い出がいっぱい詰まっていたんですね。
最終枠の4時から上がる人数は約100名。
全員が青色のリストバンドを付け階段を上がります。
100人もいるので、流れ作業のように歩き、立ち止まることもなく反対側から降りるのかと思っていたら、30分という時間の最後までこ線橋の上で景色を眺めることができました。
こうやってみるとやっぱり歴史を感じさせる。
西側(武蔵境方面)の眺め。
中央線をまたぐ橋からは往復する電車や三鷹車庫が一望できます。
JR三鷹車両センター。ちょっと拡大しました。
眼下に広がる車両センターの前や横には、たくさんの電車が休憩中。
お天気も良く富士山がとってもキレイに見えました。
富士山もお別れのご挨拶をしてくれたのかな?
これは東側(三鷹方面)。
錆びた感じが古さを感じさせる。
写ってる子はウチの子じゃないよ。。
本当にいつまでも眺めていたい場所でした。
時間よりちょっと早めに降りリストバンドを外す。
もう後戻りはできません。
下からも。
小さな三日月が見えます。
「長いことお疲れさまでした。」とこ線橋にお別れのご挨拶をしているよう。
この日は取材の方も大勢いらしていました。
全員が降りて誰もいなくなったこ線橋と思ったら最後右端にスタッフの方が最終確認(^^;
もうこの橋を渡ることはできませんが、多くの方に愛されたこ線橋を最後に渡ることができ三鷹市の配慮に感謝しています。
こ線橋からの景色の動画を作りました。
特別に編集もしていませんが宜しければご覧ください。
令和5年12月17日(日)
最終日、最後のグループ午後4時~4時半。
門が閉鎖されるまでの30分間を想い想いに過ごす。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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