自由な旅人ケイちゃんです。
ぷらっとこだまに乗ってぷらっと日帰り旅を楽しみました。
双子の片割れっちは、(ちょっとだけ)乗り鉄傾向。
私がみたいのは、エメラルドグリーンに輝く湖上駅。
今回は、この両方を網羅した大井川鐡道のバスツアーに参加するため、まず新幹線で静岡へと向かいます。
品川駅で待ち合わせ、駅構内のKIOSKで飲み物を購入し新幹線に乗り込みました。
ぷらっとこだまは、こだま指定席と1ドリンク引換券が付いたお得なプランなのでとってもおススメです。
新幹線下りの座席は、進行方向右側DE席。
こちら側の席からは富士山を見ることができます。
今年は雪が少ないですね~。
四季折々、色んな表情を魅せてくれる富士山は日本の誇れる山だと思います。
静岡駅到着後、バスツアーの集合場所へ向かいます。
集合場所には、今回のツアーを企画した”大鐡観光サービス 大井川鐡道 静岡ツアーセンター”のバスが止まっていました。
ガイドさんに名前を告げ、指示通りの席に着席。
バスツアーは、座っていればもれなく目的地まで運んでくれるのでとっても楽。
やはり車を運転しない人間にはバスツアーの旅もありだと思います。
バスツアーの良いところは、ガイドさんの説明があることでしょうか。
バスに乗っている間も「右みて~、左みて~。」と声がかかり見どころ満載!
自分一人の旅じゃ知ることができない歴史などの情報てんこ盛りです。
とにかくバスに乗っている間中飽きさせません。
そして帰りのバスでは静かに眠らせてくれる配慮もあります。
バスの中でこの日乗車するSL二種類の席が配布されました。
乗車して気づいたんですが、ちゃ~んと行きと帰りで不公平感がないように配慮されていました。
行きと帰りで必ず左右両方の景色をみることができるよう配置。
行きが進行方向向きの席だった人は帰りは進行方向後ろ向きの席。
さすがです!!
静岡駅からSL乗車駅の"新金谷駅"までガイドさんの話は続きます。
「右みて~、左みて~。」
言われるまま、あっち向いたりこっち向いたり。
KADOME OOIGAWA
SLが飾ってありました。もちろん立ち寄ったわけではありませんが、2020年秋にオープンしたお茶と農業の体験型フードパークなんだそう。やっぱり静岡県ですね。
いつの間にか大井川鐡道の線路に沿った道路を走りローカル線の小さな駅を魅せてくれます。
合格駅
もともとは大井川鐡道の無人駅”五和(ごか)駅”。
2020年11月に大井川本線新駅”門出駅”が誕生しました。
※この写真はSL車内から撮影したものです。
それに合わせ隣の駅は”五和(ごか)駅”から”合格駅”に改称され、”門出”と”合格”と縁起のいい組み合わせとなり、ご利益たっぷりな合格祈願スポットとなっているそうです。
ひぎり駅
合格駅の隣の”ひぎり駅”。
この駅の近くには”日限地蔵(ひぎりじぞう)”と言われる願掛け参りの霊場があり「何日までに」「何日に」と日を限って祈願すると願いが叶えられると評判が高く、試験合格や進学祈願の受験生が足を運ぶとのこと。
受験生の皆さんは、合格もりもり3点セット”門出⇔合格⇔日切”を是非歩いてみて下さいね。
景色を楽しんでいるうちに、バスはSL乗車駅である”新金谷駅”に到着。
2020年夏から、週末を中心にきかんしゃトーマス号が運行されています。
子どもが喜びそうな撮影スポット。
入れ替わり立ち代わりお子様を撮影されるご家族がいらっしゃいまして一瞬のスキを狙って撮影。
ちゃばこ
コレ、たばこ……ではなくお茶です!
ここでトイレを済ませてSLに乗車。
11月24日の旅の記録を今書いています(^^;
私たちが乗車する”SL南アルプス号”。
運転席は超アナログで、これがまた乗り鉄さんにはたまらなく嬉しいんだろうな。
石炭をくべま~す。
係りの方がくべる度、白い煙をはくんですよ。
石炭を燃やした熱で水を沸騰させて発生した蒸気の力を利用して車輪を動かすSL。
「80歳越えのSLを毎日走らせるのは心苦しいけど、SLの素晴らしさを伝え続けていきたい。」とガイドさんはおっしゃっていました。
実際、しょっちゅう途中停車するそうで、運転手さんや乗務員さんがその場で修理して何もなかったように運行を続けるそうです。
私たちが乗った”SL南アルプス号”も実は途中で一回止まってしまいました。
※停車時間は3分間ほどで、何が起こったのかは乗客は知りません。何もなかったように動きましたから。私たちは大井川鐡道のバスツアーだったので帰りのバスの中でお話を聞きました。
SLの部品はもう製造されていないそうです。
部品が破損した場合、全国各地のSLを保存している博物館等に問い合わせ、部品を頂戴したり、引退したSLの部品を外して交換したりと使えるものを使いギリギリ走っている状態で本当に走らせるために大変なご苦労をされているようでした。
そんなおじいちゃんSLの車内はどれだけレトロなのか、旧型客車に乗込みます。
トイレ向かいの洗面所。
もちろん冷暖房なんてございませんよ。
夏だったら扇風機がブンブン回ります。
リクライニングなんて贅沢なシートはありません。
旅には辛い直角な座席ですが、これがまた風情があってイイ。
実際、約30分の乗車時間の中、景色に夢中で気になりませんでした。
石炭といっても吐き出す煙は白いです。
もうかなり前ですが、SLが吐き出す煙は黒くトンネルに入る時は「窓閉めて~。」と車内アナウンスがありました。※煤が入る為
現在は、環境に優しい石炭を使い、洗濯物も汚れない白い煙なんだそうです。
”家山駅”まで、大井川沿いの景色を魅せてくれる”SL南アルプス号”の旅。
のどかな風景を堪能できました。
”家山駅”到着。
ここから再びツアーバスに乗車し、人生で一度は訪れたい場所、エメラルドグリーンに輝く湖上駅へと向かいます。
つづく
最後までお読みいただきありがとうございました。
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