自由な旅人ケイちゃんです。
久しぶりに実家に帰省することができました。
私、娘っち、息子っち三人で、急に決めた日帰りでの帰省。
息子っちの一言「ばあちゃんが死ぬ前に一度会いたい。」※縁起でもねえ~。
事の始まりは、実家の母との(子ども達にとっては祖母)LINEでのテレビ電話。
母が倒れ入院。
長いリハビリを終えて、無事5月中旬に退院しました。
もともとデイサービスには通っていましたが、コロナ禍の間会うことができませんでした。会えば10日間デイサービスをお休みするルールがあり、それはそれで困る。
倒れて入院してからも一切会えませんでした。
近くにいる姉、同居している兄も外で洗濯物を届けるだけだったといいます。
10月にLINEのテレビ電話で話した時の母は、私や子ども達のことは覚えていますが、”カップラーメンばあちゃん”へと進化?しておりました。
さっき話したことを忘れ3分毎に同じことを聞きます。
一晩寝たら電話で話したことすら覚えていないそうです。
これが91歳のボケなのか、後遺症なのかは、自分が同じ体験をしていないので分かりません。
母は、3分間で記憶は消えますが、自分の状況がよく分かっており、とっても”かわいいばあちゃん”へと別人のようでした。
デイサービスの方や兄・姉のお世話がないと生きていけないこと。
自分の状況を受け入れ、素直にデイサービスの方々や兄・姉の言うことに耳を傾けるそうです。
以前の母は、”ツンデレばあちゃん”で、子ども達は「ぶっきらぼうで口うるさいけど、実は孫に会いたがってるところが笑える。」と、しょっちゅう自分たちで新幹線に乗って遊びに行っていたもんです。
記憶細胞は壊れていますが、認知症ではなく強度のぼけバージョンではないかと兄は申します。
子ども達が知っていた”ツンデレばあちゃん”とは全く別人のような優しそうな表情に変貌していた母をみて、
息子っち「次会う時は、葬式だと思うから今行く。」※縁起でもねえ~。
さあ、お土産なんにしよう。
考えていたころ、たまたま拝見しましたtemahime (id:temahime)さんのブログ。
寒くなってきて”たい焼き”を食べたくなりました。
老若男女に愛される庶民のおやつ”たい焼き”。
あんこがはみ出したり焦げがあったりしてそこがまた幸せを呼ぶ。
私の実家はとにかくあんこ好きばかり。
そうだ絶対あんこだよね~!
でも、”たい焼き”は、買ったその日に食べなきゃ(-_-;)
ふっと頭に浮かんだのが”どら焼き”。
”どら焼き”なら2~3日ほどは大丈夫。
その場で開けてみんなで食べるのもありだと思いました。
東京三大どら焼きで検索すると、
●うさぎや(上野)
●亀十(浅草)
●草月(東十条)
が、出てきました。
三者三様、正直どれがいいか分かりません。
以前、美容師さんが「うさぎやカフェのうさどらフレンチ焼きが美味しい。」と言っていたの思い出し、うさぎやさんに行くことにしました。
ここでカフェ、そしてお土産ね!
うさぎやカフェ
【所 在 地】東京都台東区上野1‐17‐5
【アクセス】地下鉄千代田線「湯島」駅下車4番出口徒歩3分
【営業時間】9時から18時
【電話番号】6240‐1561
【お 休 み】水曜日
メニュー表。
メニューをみると、あれやらこれやら食べたくなりますが、ここは美容師さんオススメの王道”うさどらフレンチ焼き”で。
横からみても。。。
上からみても。。。
間違いなく”どら焼き”。
温かい生地は、ふわっとバターの香りがしました。
卵液が浸み込んでいるのでとっても柔らかい。
粒がはっきりしたあんこは、ちょっと甘めに感じました。
お茶はティーパックでの提供。
今時はこうなんですね~。
行列することもなかったのでゆっくり味わうことができました。
どら焼き+バター+卵液
カロリーは考えない方が良さそう(^^;
ごちそうさまでした。
帰りに近くのうさぎやさんで、予定通り”どら焼き”と”もなか”を購入。
目印は屋根のうさぎですね!
今回会えない姉には、中村藤吉の焼き菓子を購入。
”たい焼き”にしろ”どら焼き”にしろ、美味しい和菓子は日持ちしないのが残念です。
ところで、うさぎやのどら焼きは、やっぱりそのままいただいた方があんこの旨味がはっきりすると思ったのは私だけ?
母は、5月に退院してから月曜から土曜までデイサービスで過ごしています。
兄は独身ですので、朝出勤時に連れていき仕事が終わって迎えに行くそうです。
出張の時はデイサービスにお泊り。
デイサービスで何しよるん?と聞いたら、
「〇君(兄の名前)が車で連れて行ってくれるけぇな、朝はなんやこんなことして(腕を動かす)お昼ご飯食べて、迎えにきてくれるまで…ぼちぼち寝よるん。」
小さな声でニッコリ笑って話してくれました。
短い滞在時間でしたが、母が美味しそうに”どら焼き”を食べてくれたことがとっても嬉しかったなぁ~。
もちろん、次の日には”どら焼き”を食べたことはすっかり記憶から消えるんですけど。
お城のお話は、次回書くことにします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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