自由な旅人ケイちゃんです。
前回の続きです。
歯・・・出っ歯ってる?
実はわたくし、40歳の頃、歯列矯正をしておりまして、かれこれ約20年経過しております。
歯というものはワガママで、元あった場所に戻ろうとするわけですよ。(私が矯正をした歯科医院の先生が言った。)
ですので、矯正が終わる時、上下とも前歯4本とその隣の犬歯の裏側に、固定式リテーナーを接着し6本の歯を1本のワイヤーで繋ぎました。
せめて、みえる部分だけは美しい円弧を描いたまましっかり固定しておこうという先生の思い。
先生「できれば一生つけておいて。」
壊れたり外れたりするらしいですけど、20年間もの間、私の歯の裏にくっついたまま、未だに壊れる気配さえありません。
ワイヤーがくっついていることを忘れるぐらい馴染んでいます。
マスク生活が始まり、自分の口元をあまり見ないまま3年という年月が流れました。
マスク生活が終わり、久しぶりに口元を鏡に映し、にっこり笑ってみました。
あれっ?
キレイな歯型模型のような円弧を描いていたはずの歯の1本が前にズレてる。
左下の犬歯1本が出っ歯っとる。
おおごとじゃぁ~。
さあ、どうする?
見て見ぬふりをするか?
せっかくキレイに並んでいたのに諦めるのか?
もう一度歯列矯正する?
かと言って、また3年間という長い期間、あのブラケットをつける気力もないし費用もない。
何が大変って歯磨きが大変なのよ。
歯と歯の間に食べ物が詰まるから歯磨きにどんだけ時間がかかったか。
それに、もうおばあちゃんだから途中で死んじゃうかも。
悩みに悩みましたが、ニッと笑うとみえる犬歯が出っ歯状態なのが気に入らない。
相談に行くことにしました。
60代の決断です。
でも、3年は無理。
相談① 3ヶ月ぐらいの短期間で終わらせたい。
お金がない。
相談② 動いた1本の歯だけ動かしてほしい。
1本だけなら短期間かつ夏のボーナスをつぎ込むぐらいで終わるんじゃないか?なんて浅はかなことを考え、2つの歯科医院でカウンセリング。
普段定期健診に通っているA医院と、娘が矯正したB医院。
A医院
先生「この歯だけ動かせるし、これぐらいなら約3ヶ月で終わるでしょう。」
これぐらいって、、、私にとっては、おおごとなんじゃが。。。
B医院
先生「1本だけ動かせるけど、他のキレイに並んだ歯に段差ができるからおススメできない。」
結局、全部を動かさないとキレイに並ばないそうな。
全部じゃ、また150万仕事じゃん💦
お金ないんですけど(-_-;)
老後の資金残したいんですけど(-_-;)
せめて半額、いやいや3分の1の費用で、、、と思って、下の歯だけの矯正を提案してみました。
先生「嚙み合わせが変わるから上の歯も全部だな。」
噛み合わせが一番大切なのはわかってるよぉぉぉ。
私「はぁ…、3年も生きる自信がないんですけど。」
先生「気にするほどのズレじゃないから、これ以上動かないように夜だけマウスピースをつけようか。」
私は思いっきり1本の出っ歯が気になるんですけど。
先生「1年試して、それでも気になるならその時考えましょう。」
私「1年経ったら死んでるかも。。。」
先生「まだ30年以上生きるから(笑)」
もう即決よ!
決断は早いです。(ある意味あんまり考えていない。)
その日のうちに、歯型を取って帰りました。
1本の歯を動かしたことにより残りの歯がどうなるのかを考え、見た目重視の審美目的の矯正ではないこと、噛み合わせ重視の歯並びを考えてのこと。
キレイに並ぶ審美的なことも大切ですけと、やっぱり嚙み合わせが一番大切!
8020運動ですね。
「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」
60代の決断は、歯列矯正ではなく夜だけマウスピース。
お手頃価格でのお試しとなりました。
マウスピースで、寝ている間の歯ぎしりや、舌で歯を押す癖を防ぐ。
とっても大切なことだと思います。
それでも気になるようだったらその時考えようかね、と思えました。
まだ30年生きるらしいから(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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