自由な旅人ケイちゃんです。
久しぶりに参加した黄色いバスでおなじみの『はとバスツアー』
ツアーに参加し、改めてはとバスガイドさんの、
奥深い知識の数々。
臨機応変に対応できる力。
素晴らしいセリフ丸暗記能力。
に感動いたしました。
一番の目的だった 「第二海堡」上陸!
それは、それは、本当に歴史を感じることができる光景でした。
午前中は 「浦賀レンガドック」を見学しています。
ドックは、船舶を建造・修理する施設のこと。
ドックと聞いて思い浮かんだのは、人気漫画「ワンピース」の、麦わらの一味の船大工のフランキー。
九州で撮影した、福岡復興プロジェクトで福岡県各所に設置されたワンピース麦わら一味の銅像の一つです。
ドック内で、こんな船大工さんがお仕事されていたんでしょうか?
こんなことぐらいしか思い浮かばなかったけど、ちゃ~んと現地のガイドさんの説明を聴いて少し大人になれた気がします。
ツアーの魅力はドッグの下まで降りれること。
ツアー参加者のみの特典です。
一般の方は進入禁止です。
参加者一人一人にイヤホンレシーバーが渡されます。
これで、風が強くても、列から離れても説明を聴き逃すことはありません。
でもね。
その時は「ほぉーー。」とか「へぇーー。」とか思うんですよ。
でも、一晩寝るとすっかり忘れていますね。
詳しい内容は公式ホームページでご確認下さい ↓ ↓ ↓ ↓
ここから、覚えていることだけ書いていこうと思います。
全員がイヤホンを耳につけたことを確認しツアー開始。
まずは地上からドック内をのぞき込む。
世界に4ヶ所しか現存しない レンガ積みドライドックなんだそうです。
真ん中がドミノ倒しみたい!
一通りの解説を受けた後、底部に降ります。
真ん中のドミノ倒しにみえたものは、ドッグの底に並んでいる 盤木。
盤木は、大きな船体を支える為に船底に合わせて配置されているそうです。
壁面は黒っぽいレンガ。
これは高温で焼いた 焼過レンガといい、耐久性が高く、水中で使うにはとっても適していると説明がありました。
このレンガ、よーくみると長い面と短い面が交互に並んでいます。
レンガにも色んな積み方があり、これはフランス積みと呼ばれる配列だそう。
イギリス積みは長い面だけの段と、短い面だけの段が一段おきになっているそうです。
「なんでフランス積みだったのか?」
はっきりと明確な答えはないそうです。
恐らく、フランス人技師の影響を受けていたのではないか、とのお話でした。
再びドッグの上部に戻り、今度は反対側を歩く。
ちょうど、 浦賀の渡し船(通称:ポンポン船)が通っていました。
ポンポン船は、東西の浦賀の町を行き来する大切な交通手段。
時刻表もなく、呼び出しボタンを押すとすぐ来てくれるそうです。
今度は、 水門の上を歩く。
安全のため立ち止まることは禁止!と言われました。
シャッターを押す瞬間だけ一瞬止まる。
水門からドック全景を眺める。
手前側がレンガではなく、コンクリートになっています。
昭和に入って船が大型化し、それに伴い拡張した部分だそうです。
現存する ジブクレーン。
以前はもっと大きなクレーンがありましたが、老朽化で撤去されたそうです。
これでも十分圧倒されますが。。。
とっても素晴らしいお話で、日本のドックの歴史を感じることができました。
美しいレンガ積みの構造物。
目の前に広がる巨大な造船所跡は素晴らしい異空間でした!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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