自由な旅人ケイちゃんです。
前回、我が家の当たり前が世間では通じなかったお話をしました。
今回の当たり前は『すき焼き』です。
日本一有名なすき焼き屋といっても過言ではないほどの名店『人形町今半』。
博多の『今半』で一緒に食事をする予定だった九州の友人から美味しそうな霜降り肉の写真が送られてきました。
1月24日は、年に一度の 今半「牛肉記念日」すき焼き食べ放題の日。
牛肉記念日が日曜になる年に「ご一緒に!」とお誘い下さるので、それに合わせて九州に旅立ちます。
直前に緊急事態宣言が出たので、今回は旅をキャンセルしましたが、霜降り肉の写真を拝見して思い出した、今から5年前の1月24日「牛肉記念日」。
この年は、日曜が「牛肉記念日」でしたのでそれに合わせて九州の旅を楽しんでいました。
しかし、24日は全国ニュースになるほど、九州全域が大雪に見舞われました。
朝起きたら、一面が雪・雪・雪。
九州の交通網はストップ。
日中に訪問する予定だった施設も全て臨時休園となりました。
夕方まで見事に足止めを食らったケイちゃんは、一日中JR博多シティをウロウロし、早目に来てくださった九州の友人と予約時間まで、カフェでゆっくりお話しを楽しみました。
こんなことでもなければ、JR博多シティを散策することもなかったし、友人と何時間もお話をする機会もなかったと思います。
夕方、予約時間に店内に入ると、殆どのお客様がキャンセルしほぼ貸し切り状態。
そりゃあ、交通網はストップ。未だかつてない大雪で車の運転も危ない。
年に一度の今半のイベントがこれでは気の毒で、頑張って食べて差し上げようと思いましたが、霜降り肉はさすがにたくさん頂けませんでした。
5年前の復路の空港で投稿したFacebookにも、大雪で大変だったけどハプニングもドキドキしてイイね!と書いていました。
次は、2027年が日曜です。6年後が楽しみです。
さてさて、ケイちゃんちの『すき焼き』のお話です。
結婚当初、夢見る関白宣言が「すき焼きが食べたいなぁ。」と申しました。
ケイちゃんは、実家の『すき焼き』を大きなフライパンいっぱいに作りました。
当時、すき焼き鍋を持っていなかったので一番大きなフライパンを使いました。
嬉しそうな顔の関白宣言の前で大きな蓋を取った瞬間、
関白宣言「何これ?肉じゃがじゃん…。」
ケイちゃん「えっ?すき焼きじゃが。」
その後、言い争いになったのは言うまでもありません。
肉、長ネギ、白菜、しらたき、お豆腐等、定番の具材は入っていますが、実家のすき焼きの具材は、お麩にジャガイモに玉ねぎ達わき役が周りを固めています。
周りを固めているというより、ほぼメイン。
お麩は、一番安いごくごく普通のやきふ。
かさ増し素材のじゃがいもと玉ねぎ。
食べ盛りの5人兄妹の腹を満たすための母の苦肉の策だったんでしょう。
小さかったケイちゃんは、肉より、味のしみ込んだお麩や煮崩れたジャガイモが大好きでした。
もちろん生卵を付けていただくなんて上品なこともしません。
そのままガツガツいただいていました。
社会人となり、外ですき焼きをいただく機会があった時、生卵をどう扱っていいのか分からず、見様見真似でいただき緊張のあまり美味しさを感じなかったことを思い出します。
やっぱり子供の時に食べた実家のすき焼きが大好き💛
たとえ「肉じゃがじゃん!」と言われても
我が家のすき焼きは、お麩とじゃがいもがメインで当たり前です。
あっ、でも我が家の当たり前のすき焼きは家族限定です。
世間では通じないので、来客があれば、おもてなしのすき焼きを作るでしょう。(今はコロナでそんなこともしませんが・・・。)
今でも当たり前のように お麩とじゃがいもが鎮座しているすき焼きです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログはランキングに参加しています。よろしければクリックをお願いします。
↓ ↓ ↓ ↓