自由な旅人ケイちゃんです。
最近、ニュースで「またクマが駆除された」という言葉を聞くたび、胸の奥がぎゅっと締めつけられます。
仕方ないことだとわかっているけれど……やっぱり悲しい。
騒動の始まりは、2025年8月。
羅臼岳の登山道で登山者がクマに襲われ、命を落とされたことでした。
知床が世界自然遺産に登録されてから初めての死亡事故。
それ以来、クマのニュースを見ない日はないほどです。
本来クマは人を避けて生きるはずなのに、今では住宅街にも姿を見せるようになりました。
どうしてこんなことになってしまったのか。
いくつかの理由が言われています。
国の「拡大造林政策」で広い森が伐採され、スギやヒノキなどの人工林が増えたこと。
手入れの行き届かない森は暗く、草も生えず、クマの食べものがない。
さらに、山の斜面は太陽光パネルで覆われ、クマたちの住処はどんどん奪われていきました。

食べものを探して里へ降りざるを得なくなったクマたち。
最初は農作物、やがて人間の残飯、そして
ーー人間そのものへ。
「人が餌付けしたから人を恐れなくなった」
そんな説も聞きます。
でもクマも生きるために必死なんですよね。
子どもを守り、冬を越すために。
そんなニュースを見るたび、私はふとジブリ映画「もののけ姫」を思い出します。
人と森がぶつかり合うあの世界。
森を壊しながらも、どこかで森を恋しく思っている人間の姿が、今の私たちと重なって見えるのです。
”生きろ”というあの言葉が、今はクマたちにも、人間にも向けられている気がします。
確かに、町でクマに出会うなんて、想像しただけで恐ろしい。
町に出てきてしまったクマを駆除せざるを得ないのも現実です。
けれど、
山の奥で静かに暮らしているクマたちまで殺してしまってもいいのでしょうか。
そこは、もともと彼らの家だったのに。
山に入るなら、山のマナーを守ること。
食べ物のゴミを残さない。
クマに食べ物を与えない。
それだけでも未来は変わると思うのです。
軽井沢では「ベアドッグ」という犬を使って、
人とクマの距離を保ちながら共存を目指す活動が行われています。
「恐れ」を思い出させて、クマを山へ帰すーー。
そんな穏やかな方法があるのだと知りました。
地球は人間だけのものじゃない。
ほんの少し、そんな気持ちを胸において暮らしたい。
今日も空を見上げながら、そう思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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