自由な旅人ケイちゃんです。
ある日、海外旅行の友K子からLINEが届いた。※11月のお話です。
「11月中旬、高尾山の紅葉を見に行かない?」
もちろん二人が選んだコースは王道の1号路。
誰でも登れるお手軽コースだ。
高尾山口駅、9時過ぎの予定で待ち合わせた。
彼女の素晴らしいところは、徹底的に下調べをし、みるべきポイントを絞っているところ。
私は安心してお任せしてしまう。
私が知っていることと言ったら、王道の1号路なら、登山靴じゃなくても登れる山だということぐらい。
※地図は高尾登山電鉄HPからお借りしました。
リフトやケーブルカーを使うこともできるが、高所恐怖症かつ人混みが苦手なK子は、歩くと言うた。
たかが坂道、されど坂道。
1号路は舗装され楽だけど、傾斜のきつい場所がところどころあった。
最初の数分間で、若い男女が「もうやだー、何が一番楽なコースよ」「ケーブルカーに乗ろう」と言って後戻り。
その場に居合わせた1号路チーム、全員失笑。
自信がない人はリフトやケーブルカーがいいかもしれない。
K子が、歩いている最中に「タコスギ」「キレイナトイレ」「テングヤキ」と何度も言う。
下調べをしていない私は「タコスギ?トイレ?テングヤキ?」
高台到着。
11月半ばだと言うのに暖かく気持ちが良い。
その後、彼女の目的「タコスギ」にもたどり着いた。
根っこが蛸のように曲がっているからたこ杉なんだそう。
多くの人がご利益を求めて根っこを触っていたそうだが、現在は保護の為、柵ができています。
代わりに、、、。
「開運ひっぱり蛸」の頭をなでなでしています。
K子の目的、1つクリア。
ここで階段を登るか坂で行くか。
左が階段道の「男坂」、右がなだらかな坂道「女坂」。
見ただけで「女坂」を選んだK子。
無事、高尾山薬王院にたどり着き、四天王に挨拶をする。
おごれる心をうちのめし、心の悪魔を打ち砕く。
広くみる目を持ち、素直に耳を傾ける。
心に染み入った。
願いが叶う石の穴。
みんなと同じように一応くぐるK子。
もちろん後ろから私もくぐってみたが願いを言うのを忘れた。
一旦山門の石段をくだり、道行くおじさんから楽に行けるルートを教わる。
山門の石段を降りた場所のすぐ左手に小さな道があった。
景観は望めないが薬王院からひたすら石段を上がるより楽に行けるとのこと。
この道はコースマップには乗っていない道だったが、本当に楽に山頂に到着。
山頂は、私たちのように初心者コースで登ったスニーカーの人、険しいルートで登ってきたであろう登山靴の人、大勢の人でごった返す。
残念ながら、雲が出て富士山は望めなかったが、一番展望台に近い蕎麦屋で蕎麦を食らう。
11月でしたが暑い日だったので、冷たいお蕎麦。
お蕎麦の太さがばらばらで、手作り感満載。
ごちそうさまでした。
ここから、K子の目的「キレイナトイレ」と「テングヤキ」を求めて下る。
山頂にあったトイレはK子がみせてくれたトイレの写真とは違った。
来た道を少し下ったところに、写真と同じトイレ発見!
山頂の直ぐそばですが、女性に嬉しい広めの個室、リュックサックの着脱も楽ちんな仕様になっていました。
無事、K子希望の美しいトイレもクリアし、次なる目的「テングヤキ」を目指す。
高尾山と言えば団子のイメージが強かったが、ケーブルカー高尾山口降りて直ぐのところに行列あり。
これが、K子が望む焼きたての天狗焼。
天狗焼は、パリッとした生地の皮に、北海道産の黒豆を使ったあんこが入っているたいやきのようなお菓子。
天狗の顔は絶妙にかわいらしい。
頭から食らうか、口から食らうか。
頭から食らいついたら熱かった(^^;
黒豆あんこが絶品!
ホクホクで本当に美味しい。
これはメガ・ヒット(^^)/
高尾山に登ったら疲れをいやす天狗焼をおススメしたい。
三つの目的を果たしたK子は、帰りはリフトに乗ることにしたようだ。
よっぽど辛かったのか、高所恐怖症を忘れている。
「〇子と一緒だから怖くない」
(そんなところがかわいいと思う💛)
2人せ~のでリフトに座る。
絶景だったがスマホは落としたら大変だから諦めた。
ケーブルカーとリフトは往復で購入すると少しお得らしい。
行きはケーブルカー、帰りはリフト等どちらでも利用できると書いてあった。
登山とはほど遠い登山だったが、空気が澄んで気持ちが良い一日を過ごせて良かった。
美味しい天狗焼を知ることができて、これから高尾山に登る人におススメしたい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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