自由な旅人ケイちゃんです。
Google検索で出てきた東京都公式ホームページ。
特別名勝六義園(りくぎえん)にて、江戸時代から続く伝統工芸「江戸うちわ」製作の体験講座を開催します。
令和6年7月8日(月曜日)0時00分から、Eメールにて先着順で申込を受け付けます。
これは楽しいでしょ!
定員先着20人の狭き門。
7月8日0時00分に申し込みフォームに入りポチる。
しかし、後日、落選の連絡が届きました。
いったい何人の人が0時00分にポチッたんだろう。
みなさん、根性あります。
残念な結果に打ちひしがれていたら、六義園から電話が入り、午後の部を開催することになったという。
先着漏れ先着順、希望すれば午後の部へとの案内でした。
もちろん、行きます。
六義園は、東京都文京区にある都立公園で、国の特別名勝に指定されています。
【所在地】文京区本駒込6-16-3
【電話番号】03-3941-2222
【交通】JR山手線・東京メトロ南北線「駒込」駅より徒歩7分
都営地下鉄三田線「千石」駅より徒歩10分
【開園時間】9時00分~17時00分
【休園日】年末・年始(12月29日~翌年1月1日)
【入園料】一般:300円、65歳以上:150円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
※Googleマップより
入園料とこの日のイベントの参加費2,500円(※冷抹茶セット付き)を支払い、開催場所心泉亭へと向かう。
何度も訪問している六義園ですが、心泉亭に入ったことがなかった。
嬉し✨
ど~んといきなり大きな灯篭。
大きな竹傘をかぶった『笑ゥせぇるすまん』かと思ったわ。※知ってる人は昭和生まれ
庭園を眺めることができるお部屋は広々としており気持ち良さげ。
午後の部の参加者19名。
各机の上には、パンフレットやハサミ、へらなどが置いてあり、まずは先生のお話から。
日本の夏を演出するうちわ。
伝統的工芸品に指定された日本三大うちわがあることを初めて知った。
うちわを手にすることがあったら、竹の部分を見てほしい。
「丸亀うちわ」の柄は、平柄でぺったんこ。
「房州うちわ」の柄は、竹の丸みを活かした丸柄。
「京うちわ」は、扇部と柄が別々に作られ、扇部を柄に後から挟み込んでいる。
この日に作成するうちわは「房州うちわ」です。
竹を機械で割くことができないため、今でも全て職人による手作業なんだそうな。
21工程のうち私たちは、⑯貼りからスタート。
先生が見本をみせてくれる。
糊がついた骨(竹)の間隔をへらで均等に整えながら紙を貼ります。
言うことを聞かない竹もあるが、後から修正できるから大丈夫との説明あり。
選んだ絵柄(表面)を貼り付け、ここで、骨(竹)の幅が均等になるよう動かしていく。
さあ、みんなでやってみよう。
骨(竹)についた糊を取ってしまわないよう、へらをあてる場所は紙との接着面ギリギリ。
丁寧に動かすも、竹はもとに戻ろうとして言うことを聞かない(-_-;)
匠の技ではない自分がいた。
たくさんある絵柄の中から好きな絵柄を選び、しっかりと押さえつける。
ここで丁寧に押さえておかないと、ぽこぽこと歪んだうちわになってしまうそうな。
うちわの型をもらって、はみ出た部分をハサミでちょきちょき。
腕は固定し、うちわの方を回しながらちょっきちょき。
ハサミの奥の方を使うときれいに切れる。
仕上げ。
糊のついた青い和紙をもらい、うちわの回りに貼り付ける。
表裏均等幅になるように貼り付けると美しい仕上がりになると言う。
右利きは左から右へと少しずつ手を動かしながら貼り付ける。
糊が乾かないうちなら歪んでも修正できるのでご安心を。
世界でひとつだけのうちわ完成✨
途中、工程⑤の割竹(さきだけ)という作業をやらせてもらった。
細い竹を細かく割く工程で、内側の余分な肉の部分を削いだ竹を40本~60本程に割いていく。
これが真っ直ぐ均等な太さに割けないのよ。
真っ直ぐ割くためには、右手を少し下げたり、左手を下げたりと、これこそ匠の技よ。
私たちは21工程の中の最後の部分だけの体験だったが、とっても充実した時間になった。
茶屋に移動し、もれなく付いていた冷抹茶と練り切りを頂く。
手前)朝顔 奥)蛍
可愛らしい練り切り💛
うちわであおぎながら心に涼を感じる時間。
日本の風情を楽しみ、夏を感じた一日だった。
六義園では、四季折々のイベントを開催しています。
是非色んな地域のホームページを確認して、数々のイベントを楽しんでみてほしい(^^)/
最後までお読みいただきありがとうございました。
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