自由な旅人ケイちゃんです。
またまた、双子の片割れっちからLINEが届く。
「鼓童行く?」
もちろん即答。「行くっ!」(って言ったけどそれ何?)
……で、後日ふと気になって聞いてみた。
「ところで、このふんどし男ってなんよ?」
どうやら和太鼓集団 鼓童(こどう)の公演で、ふんどし姿で太鼓叩く人がいるらしい。
今回の演目タイトルは『とこしえ』
「とこしえ」ってずっと続くこと・永遠って意味なんだって。
太鼓の音も昔から今まで続いて、これからも響き続けていく…そんな願いを込めた公演らしい。
「浅草行く前にごはん食べようよ」ってことで、
今の浅草は人だらけだし、外国語しか聞こえないらしいから、ランチは神田に決定。
神田の絶品オムライス『美味卵家(うまたまや)』
高架下のちっちゃなお店。


カウンター8席のみ。
外のメニュー表を見ただけでテンション上がる。
種類多っ!
外からガラス越しに店主さんがオムライスを焼いているのが見える。
たまに目が合ってニコッと微笑んでくれるのが、なんだか嬉しい。
奥様らしき方が、狭い店内を勝手口と正面口で行ったり来たり。
それでも並んでいる私たちに「ありがとうございます」って丁寧に声をかけてくれる。
こういうの好き。
2巡目で入店。
黒板メニューに書いてあった限定オムライスを注文。


✓和牛すじ肉の赤ワイン煮込みオムライス
✓アメーラトマトのマ丸ごとマリネオムライス
隣の人のオムライスをチラ見しながらワクワク待つ。
どれもこれもおいしそう。
そしてきたー!
和牛すじ肉、トロットロ。
鶏出汁で炊いたケチャップライスはあっさり。
オムライスの玉ねぎも大きめカットで食感も良し。
うちでも今度から玉ねぎ大きめでいこ。
片割れっちのアメーラトマトの丸ごとマリネオムライスも、横目でガン見。
つい奥様に「マリネだけ頼めます?」って聞いたら快くOK。
これが大当たり!
甘くてジューシーなトマトに、はちみつ・すだち・ワインビネガーの甘酸っぱさが絶妙。
最後はマリネ液まで飲み干した。
うん、ココは絶対また来る。
♬鼓童『とこしえ』浅草公演
さて、腹ごしらえも済み、いざ浅草へ。
相変わらずの人混み。
耳に入ってくるのは日本語よりも外国語。
浅草人気恐るべし。
浅草公会堂に到着。
今回の演目『とこしえ』は文字通り、ずっと続いていくものって意味。
太鼓の音も昔の人から今、そして未来へ受け継がれていくんだな~って思いながら開演。
始まった瞬間、ズドーン!と体に響く音。
初夏の空気とともに響く、太鼓の音。
力強く、繊細で、身体の芯まで響く音の波。
そして出たーー、ふんどし男。
大太鼓を全身の筋肉を使って打ち鳴らすその姿はまさに圧巻。
ふんどし姿は筋肉美とパフォーマンスのためだと納得。
太鼓の音が鳴るたび、腕、肩、背中、太ももの筋肉が躍動し、音と体がひとつになる。
途中、笑える小ネタも挟みつつ、メリハリの効いたステージだった。
太鼓の音は、その場を包み込むだけじゃなく、どこか遠い昔からずっと響いてきた音のように感じた。
公演後、片割れっちが一言。
「ふんどし男が出た瞬間、○○(私の名前)の『なんよ、このふんどし男』を思い出して、笑いをこらえるの必死だったわ」
公演後、12月の公演も即予約。
鼓童、やっぱり最高だった。
今回のおさらい
・神田 美味卵家:オムライス、マリネどちらも絶品。行列覚悟だけど回転早し。
・浅草公会堂 鼓童「とこしえ」:音と筋肉と迫力。12月の予約はお早めに。
・ふんどし男も健在だった。
音と筋肉と、美味しいものと。
今回もいい旅でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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