自由な旅人ケイちゃんです。
バタークリームのケーキが食べたくなって向かった1990年創業の洋菓子店田村町 木村屋本店。
子どもの頃の我が家は、市販のおやつなんてほぼないに等しかった。
祖母が作る手作りのおやきか、たまにあってシガーフライ。
※画像は梶谷公式ホームページより引用
これ知ってる人は同世代かな~。
子どもの頃、父が結婚式に行くと必ず持って帰ってきた形の崩れかけたバタークリームのケーキ。
スポンジ生地の上に咲くバラの飾りもほんの少し乗っかっている切れ端のケーキでしたが、きらきら輝いてみえました。
兄や姉が優先だったり、身体が弱くて普段食欲のない双子の片割れっちが優先だったりして、末っ子で健康な私は、もらえないことも多くて、もらえたとしても、ほんの一口だったと記憶しています。
本当にその一口が夢のようで嬉しかったな。
父も喜ぶ子ども達をみて、食べないでお持ち帰りしてくれていたのかもしれません。
当時は、食べ残しのお持ち帰りができた時代。
今は、残ったものは持ち帰れない時代になりました。
というか、
残さないで食べましょう。
食べれるだけ注文しましょう。
って、消費者側が考えればイイことなんですけどね。
給食も、昔はパンを持って帰ってたな。
休んだ子の家に持って行ってたな。
教育現場は、現在お持ち帰り禁止ですね。
平成21年4月1日から施行の学校給食衛生管理基準(文部科学省)に「残食及び残品」についての記述がありました。
③残食及び残品
一 パン等残食の児童生徒の持ち帰りは、衛生上の見地から、禁止することが望ましい。
二 パン、牛乳、おかず等の残品は、全てその日のうちに処分し、翌日に繰り越して使用しないこと。※学校給食衛生管理基準より引用
なんかあったら学校側の責任になるから仕方ないのかなぁ。
もったいない話。
話が逸れてしまいましたが、バタークリームのケーキの話に戻ります。
高校生の時、当時の彼氏に、ほんの一口しか食べれなかったバタークリームのケーキの話をしたら、私の誕生日にバタークリームのケーキを買ってくれました。
一緒にケーキ屋さんに行ってバラの飾りのバタークリームのケーキを選びました。
もちろん、誕生日だからホールの丸いケーキです。
当時は今みたいにお一人様用や二人用なんてないから結構大きかった記憶があります。
生クリームのケーキはなかったかな?
まあ、あったとしても高校生には買えないぐらいの、べらぼうに高いお値段だったと思います。
二人とも、生クリームだかバタークリームだかも良く分かってなくて安い方のケーキを買ったのかも(笑)
もう嬉しくって一生この人についていきますって感じでしたね。
※高校を卒業してあっさり別れましたけど(-ω-)
彼氏の家で、二人してホールのままフォークを突っ込んで食べる💛
優しい彼はバラの部分は全部私にくれました。
しかし、既に味覚も発達していたんでしょうか。
途中で気持ち悪くなってきて。。。
でも、やっぱりありがたかった気持ちと食べ物は残してはいけないという教育を二人とも受けていましたので苦しみながらも完食です!
次の日食べればよいものを(笑)
お腹が苦しくてそのままこたつで昼寝(˘ω˘)
夜遅く仕事から帰ってきたお父さんがこたつで爆睡している二人をみてびっくり!
私の親に謝りの電話を入れ、軽トラで家まで送ってくれました。
当時の高校生は夜遅くまで遊ばない時代だったんですよ。
父や昔の彼氏との想い出がつまったバタークリームのケーキ。
スポンジ生地の上に咲く一輪のバラ✨
可憐💛
バタークリームは、昔のようなしつこいタイプではなく、ふんわり口当たりも軽く、生クリームよりあっさりしています。
今は、質の良いバターがたくさん出ているので、バタークリームのケーキも捨てたもんじゃない。
個人的には生クリームよりバタークリームの方が好きです💛
田村町 木村屋本店は、バナナケーキが有名なんだそう。
行った時は既に売り切れで購入できませんでしたが、チャンスがあればもう一度足を運びたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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